この記事では、Wi-Fi設定専用ページでWi-Fi情報を入力したのち、スマートマットのランプが赤に点灯する場合の対応を説明します。
ランプが緑に点滅し続ける場合は、「Wi-Fiネットワーク情報入力後、ランプが点滅し続ける場合の対処」を参照ください。
以下の順序で確認し、再度Wi-Fi情報入力をお試しいただけますと幸いです。
- ①入力したSSID、パスワードが正しいか確認する
- ②Wi-Fiルーターとの接続環境を良くして、Wi-Fi接続を試す
- ③ネットワーク環境が適切か確認し、Wi-Fi接続を試す
- ④推奨ブラウザを利用してWi-Fi接続を試す
- ⑤ハードウェア不良か問題を切り分ける
① 入力したSSID、パスワードが正しいか確認する
以下をご確認ください。
- SSIDの入力ミスがないか:画像のようにプルダウンから選択いただくと、入力ミスを減らすことができます
- SSIDがプルダウンを押しても表示されない場合は、お手数ですが手動でSSIDの入力をお願いします。
- SSID・パスワードを変更し、長い文字列になっていないか:SSIDは8~32文字以内、パスワードは8~63文字以内という制約を設けております
②Wi-Fiルーターとの接続環境を良くして、Wi-Fi接続を試す
②-1. スマートマットとWi-Fiルーターの距離を近づける
Wi-Fiルーターとスマートマットの距離が遠い場合、Wi-Fiに接続できないケースが多いです。まずはWi-Fiルーターとの距離を近づけ、遮蔽物を取り除いてください。
Wi-Fiの接続強度はスマートマットライトのバージョンによって異なります。(バージョンの見分け方、特徴など詳細はこちら)
バージョンごとに、スマートマットとWi-Fiルーターとの距離の目安は以下になります。
- スマートマットライトの場合:スマートマットとWi-Fiルーターの距離が3m以内に近づけてください。
- スマートマットライト2の場合:お使いのWi-FiルーターにスマホやPCが接続可能な場所なら、スマートマットも接続可能です。
(可能であれば、Wi-Fiルーターと同じ/少し高い位置にスマートマットを置くとWi-Fiがつながりやすいです)
②-2. スマートマットのロゴ付近または最前部にはモノは置いていないか確認する
以下の場所に商品を置いている場合、Wi-Fiが繋がりにくくなる傾向があります。
商品の位置をずらし、Wi-Fi接続をお試しください。
- スマートマットのロゴ上部
- マットの最前部
②-3. Wi-Fiルーターに可動式アンテナがある場合、アンテナの向き先を変える
お手元のWi-Fiルーターが可動式アンテナでWi-Fi電波の方向を調整できる場合、アンテナの向き先を変えてください。
電波はアンテナと垂直方向に広がりますので、垂直方向にスマートマットがあるように調整する形です。詳細はこちらの外部記事をご覧ください。
③ネットワーク環境が適切か確認し、Wi-Fi接続を試す
③-1. 接続するWi-Fiのネットワーク環境にスマートマットで対応しているか
スマートマットライトで利用可能なWi-FIネットワークは、以下の条件です。
特に周波数帯にご注意ください。
- 周波数帯:2.4Ghz帯
- SSID:半角英数字記号および半角スペース(19文字以内)
- パスワード:半角英数字記号(8~19文字以内、スペース不可)
- セキュリティ制限:シークレットモード、ステルスモード、ANY接続禁止、UPnP無効化
例えば、以下に一つでも当てはまるネットワーク環境は利用できません。
上の条件を満たすネットワーク環境を用いて再度Wi-Fi接続をお試しください。
太字がよくあるケースですので、特にご注意ください。
- 周波数帯:5GHz帯,920MHz帯
- セキュリティ制限:固定IP設定
- 暗号化方式:WPA2エンタープライズ
- 機能:デュアルバンド機能で自動的に周波数が割り当てられる製品(この場合、周波数が2.4Ghz帯のWi-Fiをご利用ください。ルーターの型番を検索すれば、デュアルバンド製品か確認できます)
- 製品:ポケットWi-Fi、テザリング
ポケットWi-Fiは使用できる事例もはありますが非推奨としております。
初回のみWi-Fi接続ができ、その後一度も接続できない、という事例が多数確認されています。
③-1. Wi-Fiルーターの同時接続数を確認する
目安としてルーターの同時接続台数の半分の台数を接続している場合、スマートマットとルーターが接続しにくくなる傾向がございます。
複数Wi-Fiネットワークがある場合、あまり使用されていないSSIDを用いてWi-Fi接続をお試しいただけますと幸いです。
③-3. セキュリティ観点で特殊なネットワーク設定をしていないか確認する
一部ネットワーク機器や、事業者様の場合、セキュリティの観点で特殊なネットワーク設定をしていることがございます。
その確認のため、私用のスマートフォンでご利用のWi-Fiネットワークに接続を試してください。
接続できない場合、特に以下の点をネットワーク担当の方にご確認ください。
- 固定IP設定をしていないか:DHCP有効に設定変更ください
- MACアドレスでアクセス制限している:スマートマットのMACアドレスを登録ください
- ほかアクセス制限を実施している:制限を解除ください
④ 推奨ブラウザを利用してWi-Fi接続を試す
推奨ブラウザはGoogle Chrome, Firefox, Safariです。
それ以外、例えばInternet ExplorerやMicrosoft Edgeをお使いの場合、推奨ブラウザで再度Wi-Fi接続をお試しください。
⑤ハードウェア不良か原因を切り分ける
④まででWi-Fi接続ができない場合、以下3つをお試しください。
⑤でWi-Fi接続ができない場合、ハードウェア不良の可能性がございます。大変申し訳ございません。
⑤-1. 現状のルーターを再起動してWi-Fi接続を実施
ルーターを再起動し、再度Wi-Fi接続をお試しください。
スマートマットが記憶しているMACアドレスへ接続できなくなっている可能性があります。
⑤-2. 現状のルーターの真横でWi-Fi接続を実施
スマートマットのWi-Fi接続可否を確認のため、ルーターの真横にマットを置いてWi-Fi接続をお試しください。
接続できる場合、スマートマットとWi-Fiルーターとの距離を近くしての利用を検討ください。
⑤-3. 別Wi-Fiネットワークで接続を試す
スマートマットのWi-Fi接続可否を確認のため、別のWi-Fiルーターを用いて接続をお試しください。
推奨環境ではございませんが、一時的な接続であればポケットWi-Fi、テザリングでもお試しいただけます。
接続できる場合、最初に利用をしようとされていたWi-Fiルーターが接続できない原因ですので、ほかWi-Fiネットワークを利用してのスマートマットライトの活用をご検討ください。
⑤-4. 電池を入れ直してWi-Fi接続を試す
付属品電池以外の単3乾電池を入れ直し、再度接続をお試しください。
⑥ ①〜⑤全てを満たしている場合
上記を全て試してもWi-Fi接続ができない場合、ハードウェア故障と思われます。
試していただいた事項とともに、こちらからカスタマーサポートにお問い合わせください。
A3, A4サイズのスマートマットで、一定確率でハードウェア不良が確認されています。大変申し訳ございません。